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English Break
      −英語で一休み−

日本人と英語

Why we study English

 

 最近、書店の店頭で、ロジカル・シンキングや、クリティカル・シンキングといったタイトルを架した本をよく見かけるようになりました。

ロジカルとか、クリティカルは、日本語では、「論理的な」また、「批判的な」という意味ですが、これらの考え方(thinkingが、これからの企業の経営や、サラリーマンに不可欠であると主張する内容となっています。また、それと平行して、書店に並んでいるのが、例えば










「知識の源泉」や「知識革新力」といったタイトルの本です。

 ロジック(論理)とknowledge(知識)は、切っても切れない関係にあり、西欧では、古来ギリシャ哲学の流れをくんで、脈々と受け継がれてきているいわば、キリスト教と並ぶ、伝統の一つです。上記の書籍は、いずれも、外とりわけ、アメリカで、ほぼ10年前にベストセラーになったもので、現在ようやく、翻訳本が、出てきています。

 かねてより、日本人は、このロジカルであること、物事を批判的にとらえ、客観視することに不得手であるといわれてきました。日本病とも言われ、旧態然たる悪癖を続けることにより、他者にその利を奪われてしまう例は、コンピューターのOSや、光ファイバーの発明クレジットカードの磁気技術の応用などをみても、枚挙に暇がありません。これらは、すべて、日本のオリジナルの技術であるにも関わらず、まるでアメリカの発案であるかのように、勘違いして受け取られています。

このように、物事を論理的に、かつ客観的に見つめることは、ものごとが、将来どのように発展していくかを見極め、現在、役に立たなくても、投資していく、先見の明を養う力ともなります。そのヴィジョンのもとに、今まで蓄えた「知識」が、有効に活用されていくことになるのです。このように、物事の将来の見とおしを得、他に先進していく考え方は、明治以来変わらず、今の日本人も、大いに学ぶべき点であるといえます。そして、実は、英語を学ぶことが、すなわち、このLogic(論理)とCritical(批判的)な思考力と視点を確保する、近道に他ならないのです。英語は、極めて、シンプルかつ、ロジカルに構成された言語で、学ぶに容易で、なおかつ、物事の伝達に有為な言語なのです。

日本人の類い稀な応用力と、論理的な思考力とが、合わさるとき、これから訪れる「IT情報化社会」、すなわち、「知識創造社会」で、大いに世界に貢献していくことが可能になるでしょう! 日本人が、英語を学ぶもう一つの意義がここにあると言えます。